前日までの暑さが幾分和らいだ感の16日、「郷土のなりたちコース」は、小倉の街歩きに行って参りました。この日のテーマは北九州にゆかりのある、二大作家「森鴎外と松本清張」。小倉駅集合でしたが、「JRが止まる」というアクシデントに見舞われ、慌てたものの10時5分には全員集合するというミラクル!研修生の皆さんの早目早目の行動が功を奏した結果でした。幸先いいかも! 検温を済ませて、いざ出発。 駅の階段をおりると、「うどんマップ」取材中の「あきらくん」発見。穴生学舎の宣伝はしてきました。放送されるかな? 改めて出発。 途中、「参勤交代往還路」を通り、その時代その時代にこの場所を通ったであろう人達のことに思いを馳せながら歩いていくと、森鴎外の旧居に到着です。室内に入って皆じっくりと見学。「ここであの小説が・・・(`・ω・´)」と感慨深げです。鴎外の北九州赴任中の居住地はもう一か所ありましたが、今は旧居跡の碑のみが残っています。 「木の橋 常盤橋」の小倉駅側のたもとには、伊能忠敬の「日本地図測量の碑」と森鷗外の小説「独身」に出てくる「広告塔」があります。 小倉城の前でガイドさんとはお別れです。「松本清張記念館」の「清張カフェ」でおいしい昼食をいただき、午前中の疲れを癒しました。午後からは、記念館を各自のペースで見学。 例年だと行事の準備を進めていく中で、コースの結束を深めていっていましたが、今年度はまだそのような時間が多くは持てないままでした。この日、いつもと違う研修を通して、研修生同士の新たな一面を見つけることが出来たかもしれません。 涼しい風が吹く中とはいえ、結構な距離を歩きましたが、(万歩計の数字に驚きでした!)歴史の一コマに触れた一日でした。 |