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施設の概要

宿泊のできる年長者の研修施設をという市民の強い要望により、昭和54年8月、年長者研修大学校周望学舎が開校されました。

周望学舎は、心身共に健康で、かつ今までの経験を活かしながら、なお一層視野を広げ、学んだ事を社会に活かすことのできる高齢者をめざして、生涯学習の体系づくりを進めてきました。研修は、年間40回(宿泊研修3回を含む)の登校による年間コース研修と短期講座とに大別されます。年間コースでは、諸行事(スポーツ大会、大学祭、修学旅行、「周望」新聞発行など)を、研修生が自主的に企画運営しております。

また、ここで学んだことを地域に還元できるよう、修了後もボランティア団体のシルバーバンクや、同窓会、同好会活動など自主運営組織もフォローアップし、地域のリーダーとしての資質向上を目指しています。

運営主体

昭和54年北九州市が周望学舎を設立し、北九州市社会福祉協議会が管理・運営を委託されました。

平成18年度からは、市指定管理者制度が導入され、引き続き北九州市社会福祉協議会が指定管理者として、管理・運営を行うことになりました。

施設の沿革~学舎の歴史~

     
周望学舎の歴史
昭和54年8月 周望学舎開校 一般コース開講
昭和55年9月年長者ボランティア銀行(シルバーバンク)開設
昭和55年11月周望学舎校章・校歌決定
昭和63年4月おばあちゃん大学開講(機構改革により移管)
平成2年10月実年世代(50歳代)を対象とした実年学講座開講
平成4年4月周望学舎同窓会発足
平成6年9月姉妹校穴生学舎開校
平成14年3月別館竣工
平成15年8月大学活動型校外授業「シニアカレッジ」開講
平成17年3月周望学舎校舎周辺健康ウォーキング遊歩道開設
平成18年4月年長者研修大学校(周望学舎・穴生学舎)および北九州穴生ドームが指定管理者(第1期)による運営となる
平成20年6月学舎内に同窓会事務局の設置と同窓会員による研修生のための売店の設置
平成21年4月第2期指定管理者(平成26年3月までの5年間)として提案に基づく大幅なコース再編成と専門コースの設置
平成26年4月第3期指定管理者(平成31年3月までの5年間)として提案に基づくコースの再編成と短期講座の増設

地名および学舎名の由来

周望学舎は、都心の中の静寂な眺望のきく高台にある。 明治末期、小倉市が新しく水道を引くことになったが、その水をこの丘に引き上げ、ここから旧市内に送水した事から、現在も「水道山」の名で親しまれている。また桜の名所として、遠く城下町からも眺められ桜見物で賑わい、さらに民話「木町の子守歌」の舞台発祥の地でもある。

「高台から周囲の展望がよく、年長者の視野も大きく広く」、この白亜の建物の中で生きていく事の楽しさや、生きがいを見出していく年長者を期待するという理由から命名された年長者研修大学校「周望学舎」が建っている。

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